2022.03.04魔法のような1日
みなさまこんにちは。
2月26日、木花は4歳を迎えることができました。
木花のお誕生日は、木花にとっても、私たち家族にとっても、幸せに包まれ、今の辛いことを全て消してくれる魔法のような1日でした。
3歳のお誕生日に決心し今があります。木花が4歳まで生きられるのかと思いながら生きてきました。
なので木花が、アメリカでも最善の治療を受けながら、あたたかい人たちに囲まれて、愛されて、ここにこうして生きて待っていられる事が奇跡のように輝いていて素晴らしいと思えました。
送り出していただいたみなさまの思いに、改めて心から感謝いたします。
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もうすぐ木花の心臓にバドを取り付けて2年がたちます。
実は、木花の刺入部はとても辛い状態で、痛み止めを飲みながら過ごしています。
痛み止めが一旦切れてしまうと、痛みのあまり錯乱状態になりバドを取ろうとかきむしってしまいます。
泣き叫ぶ木花の手を握り、体を動かさないように抱きしめて痛み止めが効くのを待ちます。
正気に戻った時、出血で汚れてしまった洋服や寝具を見て、悲しそうに洗濯してくださいと言います。
テープを剥がしてしまった時は、テープを貼ってくださいと言います。
木花はやってはいけないことをわかっています。
わかっていてもそうしてしまうほどの辛い状態なのが痛いほど伝わり、
どうにもしてあげられない悔しさで押しつぶされそうな日々を送っています。
それでも朝は来て、また1日が始まります。
この待機の日々をどれだけ笑顔あふれるものにするか。
木花のニューイヤー。
家族で力を合わせ、励まし合い、必ず笑顔で日本に戻ります。
全てを受け入れ、乗り越えている我が子を誇りに思います。
HAPPY BIRTHDAY to KIKA, our Hero!!!
今年は必ずおうちに帰ろうね。
木花母より
感謝を込めて。