みなさまご無沙汰しております。
渡航から5ヶ月経ちました。
木花は刺入部の痛み、そしてその恐怖と戦っています。
急にやってくるその痛みをどうにか取り除いてあげたいと、
各分野の観察から、
日々改善を重ねていただいています。
お腹の刺入部にVAC(バック)と呼ぶ装置を取り付け陰圧創傷治療を試してみたり、傷を覆って保護する素材を変えてみたり。
おかげで傷は改善へ向かっているはず、、、なのですが。
木花は痛みの恐怖で歩けなくなってしまいました。
あれだけ大好きだったお散歩、PTやアートセラピーのセッションも嫌がり一日中ベッドやソファから起き上がりません。
運動もせず食事も摂れないので、せっかく増えた体重も落ちてきてしまいました。
怖い、怖いとパニックを起こし泣くので、細くなった体、手足をさすりながら過ごしています。

(刺入部の傷口に酸素をあてているところ。
お風呂に入ることができないので、代わりに体を拭いた後に行います。とっても気持ち良いようで、この時間にお昼寝をします。
深く眠れる唯一の時間。とっても大切な時間です。
(大好きなクリームの香りを嗅ぎながら行う姿を見て、みんなが「酸素スパ」と呼んでます!)
さすがに私たち家族も心配で弱気になっていると
「STAY Positive!!!
マミー、キカは大丈夫だから、笑顔を忘れずに。」
『私たちは彼女にもっと楽しむ事を教える努力をしなければならない。』
そう言って、木花を楽しませようと
毎日たくさんの方が「笑顔」で会いにきてくれます。
今は彼女の痛みと恐怖心を取り払うため
プロフェッショナルの力を借りながら、
私たち家族は、
彼女の心の傷が癒えるように笑顔で寄り添います。
4月は"National Donate Life Month”とのこと。
青色や緑色をテーマカラーとして
その感謝を伝える月だそうです。
今、木花がここで精一杯生きていることを応援してくださるみなさまへ。
ありがとう!心より感謝申し上げます。
がんばるぞ!えいえいおー!!!
笑顔と共に。
木花母より