いつも木花を思ってくださりありがとうございます。改めまして、私たちは8月29日に無事に帰国することができました。木花は渡航前からお世話になっていた国立成育医療研究センターにて治療を続けています。術後4ヶ月の現在は、週一回通院し、こまめに検査と診察を重ね、お薬の力を借りながらおうちで生活する事ができています。
おうちに帰ってからの1ヶ月は、少しづつですが、みなさまにお会いする機会をいただいたり、本人が望む程度に公園遊びを続けています。はじめて行く公園には大興奮し、新しい遊具にチャレンジしています。板座のブランコに乗れるようになりました。おうちでは、入院中に使っていたおもちゃを引っ張り出してきて「これ懐かしいなー」と当時を思い出しながら遊んでいたり、食に興味が深いので、料理をしている様子をじーっと見つめていて、手伝えそうなことがあったら「それやってみる!」と参加したりします。食事は朝昼晩とかかさず食べ、一口の量も驚くほど増えてきました。そして夜になるとお兄ちゃんとお風呂に入ります。二人の笑顔を見ていると幸せがこみ上げ、胸がいっぱいになります。木花は3年2ヶ月ぶりにおうちに帰ることができました。もしかしたら、一生病院で過ごすことになるかもしれない、という思いを絶対にそうはさせないとかき消しながら過ごした日々。この年月をかけて、みなさまからのご支援と熱い思いを体いっぱいに集め、木花は奇跡を重ねておうちに帰ることができました。私たち家族は今とても幸せです。たくさんの思いを、本当にありがとうございました。
今朝「きかちゃんはたくさんご飯を食べてるから、お友達も元気!」とシャツを脱いでお胸を見せてくれました。木花は尊い命を譲り受けました。その木花の自信にあふれた姿を見て、このキラキラした美しい光を風を世界を、体いっぱいに浴びながら、木花と胸のお友達が末永く仲良くいられますようにと改めて願いました。木花の新しい生活が始まりました。どうかこれからも木花の成長をあたたかく見守っていただければと存じます。よろしくお願いいたします。木花母(感動の再会!通院初日はマサが会いに来てくれました。)
きかちゃんを救う会